昭和なホテル、対岸の火事

車で熱海へ。

いつもの保養所とは違って、ニューアカオへ。

錦ヶ浦に片足を突っ込んだ、なかなか景色の良いホテルで、僕の子供の頃くらいの「昭和」で時が止まっていた。ある時点から、トレンドとかと無関係に、独自の、しかし正常方向に進化を遂げている。

何でも古い。部屋も古い。しかし随所に工夫があって、ホスピタリティも感じる、なかなか良いホテルだった。

温水プールで泳ぎ、温泉に入り、ディナーショー付きの夕飯を終えて、「さぁ!熱海の夜景、きれいなんじゃない!?」と言って部屋に入ると、窓の外で対岸の街は激しく燃えていた。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120225/t10013286461000.html

あんなに激しく燃える火事を見たのは初めて。死傷者がいなかったのは僥倖。

地震もそうだけど、たまに災害を身近に感じると本当に恐ろしく、気をつけなければいけないと思う。